今日(=9月19日)のデイリーに赤星の次のようなことを
言っていたことが載っていた。
「球団が減ればプロ野球選手になれる可能性も低くなる。
門戸が狭まれば体の小さい人よりも大きな人が選ばれるに
決まってますから」と。
まさにその通りである。
このことだけでも球団数を減らすメリットがない。
今でも、70人枠のために昔なら、プロでギリギリ行けるかいな?
まぁ、おまけで取っておいてもエエかなぁという選手が
プロの扉から締め出されつつある。
しかし、過去にはまぁエエかなぁってという選手などが
大成したのは枚挙に暇がない。
例をあげれば、阪急の福本などなど。
以外な選手が出てくるからおもろいんやないの?
球団数を減らせばギリギリで行けるかなぁ?という選手は
完全に締め出され、赤星が言っているように身長が低い
というだけでプロから締め出されるのは火を見るより明らか。
そんなことやったらプロ野球はどうなる?
衰退以外なにものでもないわ。
赤星の言っていることには大いに賛同できる。
プロに入ることが身長で決まってまうのか?
ちゃうよな。プロに入るんは身長やなくて、能力やんか。
身長が低くても、有名になった選手はなんぼでもおる。
例えば、阪急の福本にロッテの弘田、ヤクルトの若松など。
能力があれば身長が低かろうが高かろうが関係ないんよ。
以前にも、球団数を増やすということは次の二点のメリットが
あると書いた。それを再度、ここに載せる。
①各球団の二軍で燻った選手に活躍できる場を作る。
②高校・大学・社会人野球で今後も野球を続けたいという人のための
“場”を提供。
①は日本の場合は(アメリカなどでも同じと思うが)監督の好き嫌い、
学閥等により一軍で出場できる力がありながらも二軍で腐らされている
場合が多々ある。そういった事柄から選手を救済する意味でも球団数を
増やし、一軍の場に出してあげることが本人のためであり、さらには
野球ファンを増やすことになると考える。
特に阪神や巨人のように一軍で使える選手を二軍で埋めておくのは
選手が一番不幸になる。
②はプロに入れる力があっても各球団の保有選手数枠
(現在は70人まで)によりプロに入れない選手を救済するという意味も
ある。
そして何よりも球団数を増やすことは今までプロ側に人材を供給して
くれたアマチュアへの恩返しにもなると考える。
具体的にはどういうことか。
高校野球をしていても経済的な事情で大学へ進学できずに野球を諦め
ざるを得ない人、大学で野球をしていても社会人で野球部がなく野球を
断念せざるを得ない人、社会人で力がありながらもチームの事情等で
野球を断念せざるを得ない人のためにもプロ側が活躍できるチャンスと
“場”を提供する。
そのことによって「頑張ればプロにも行けるんや」とう希望が出てくるの
ではないか。
それが野球人口の底辺を広げ、野球が繁栄する一歩なんやから。
だからこそ、球団数を増やしてプロ・アマ両方の選手に一軍出場
チャンスを与えんことには。
再度言うが、何で球団を持ちたい、買いたいというところを何も聞かずに
排除しようとするのか。理由もなく「来年からは無理」と。
これだけは言っておくわ。「来年からは無理」と言ってる奴らは
来年になっても屁理屈をつけて「来年からは無理」と言う。